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痛みを避けるモチベーションで生きると人生は苦しいかもしれない…

From:佐藤 晋也
 
 
人には大きく分けて、
2つのエネルギーによって行動すると言われています。
 
いわゆるモチベーションの源泉ですが、それは

『痛みを避けるエネルギー』

『快楽を求めるエネルギー』

だと言われています。
 

嫌なことを避けるために行動するのか、
それとも何かを求めるために行動するのか、というわけです。
 
痛みを避ける
 
そして個人としても、
 
主に痛みを避けるエネルギーで行動するのか?
何かを求めるために行動するのか?
 
多くの人を見てきて、
どちらが強いかという傾向があるように思います。
 
 
そしてどちらかと言えば、

『快楽を求めるエネルギー』

で生きている人の方が、
概ね幸せそうに見えるのです。
 
 
というのも、
痛みを避けるエネルギーで生きている人は、
 
基本的には

『痛みがなくては動けない』

という場合が多いように思うのです。
 
 
痛みを避けるエネルギーは強烈ですが、
その痛みが無くなった瞬間、
そのエネルギーも無くなってしまいます。
 

ですから次にその人が動けるのは、また

動かざるを得ない程の痛みを感じた時』

になってしまうように感じるのです。
  
苦しい
 
それが問題というわけではありませんが、
今回はあえて『これは問題点だ』という形で進めていきたいと思います。
 
なぜなら
 
『痛みをモチベーションに行動する人の人生には、喜びは無く、在るのは痛みと不安、ストレス、そして一時的な “安堵” だけ』
 
のように感じているからです。
 

それについては追々説明していきますね。
 
 
さて痛みをモチベーションに生きることの何が問題かというと、

  • 痛みが無くては動けない
  • 痛みが無くなった瞬間にモチベーションも無くなる

という2点にあるような気がしています。
 
痛みの渦中にある時は、
そこを抜け出そうととんでもないエネルギーを生み出します。
 
しかし痛みのエネルギーは、
その痛みが消えた瞬間になくなりますので、

『痛みから抜けたら、その場所から動けない』

ということが起こるように思うのです。
 
痛みから抜けた瞬間、モチベーションが無くなる。
でも実際に『抜けただけ』なので、
その痛みの元はすぐ後ろにあるのです。
 
 
伝わりますかね?
 
でも、モチベーションの源泉が痛みですから、
遠くまで進んでは行けない。
 
つまり

  1. 痛みの渦中にある時は、そこから抜けようと行動する
  2. 痛みから抜けると動けなく
  3. でもすぐ後ろに痛みの元はあり続けるので、基本的には不安やストレスを感じ続けている

という、
 
『常に苦しい状態』

が続いているように思うのです。
 

そして『痛みを感じなければ行動できない』ので、
結果、また痛みに飲み込まれてしまうまで、
行動することができないのです。
 
なんとなく、
この繰り返しをしているような気がするのです。
 
 
この生き方は苦しいですよ!
 
常に痛みか不安しかなく、
痛みを抜けても得られるのは『一時的な安堵』だけ。
 
一方『快楽を求めるエネルギー』で生きていると、
痛みとはどんどん離れる方向に行動していきますから、
基本的には痛みと距離を置いた人生になっていくような気がしています。
 
 
では、どうすれば

『快楽を求めるエネルギー』

をモチベーションにしていけるのか?ですが、
 
これは『ミッションを持つ』ことではないかなと思うのです。
 
 
ここで言うミッションとは、使命。
すなわち読んで字のごとく

『命の使い道』

を指しています。
 

ミッションとは人生をどう使うか?ですから、
人生=時間と捉えた時、

『今という時間をどう使うか?』

と言い換えることが出来ると思います。
 

その生き方には、決して

『痛みを避けるために動く』

というモチベーションでは無い、
違う次元のモチベーションがあるように思うのです。
 
 
私も元々は、痛みを避けるという生き方をしてきました。
 
その生き方ですと、
痛みがある間はとんでもないエネルギーを絞り出せるのですが、
その痛みが無くなった瞬間、
そこから動くことができなくなっていたのです。
 
そしてまた痛みに追いつかれたら、
その痛みを避けるために動くことの繰り返し。
 
それなりに一生懸命生きてきましたが、
サバイバルし続けているような生き方だったように思います。
 
 
もし、この社会の大多数がミッションを持ったら?
きっと現状よりも痛みの少ない社会になるのではないかなと思っています。
 
私が生きている間に、そんな社会が来るかは分かりませんが、

『個人としては追求していけること』

ではないかなとも思っています。
 
 
そして一人でも多く、
そのような個人が増えていけばいいなと、私は思っています。
 
 

あなたにしか、できないことがある。
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