BLOGブログ

選挙演説とラポール

From:葉山倖成
 
みなさん、こんにちは!
 
街頭で立候補者がマイクを片手に
《 自分に投票してくれ 》と
訴えかけている選挙演説ですが
 
セールスマンやフリーランサーにとって
非常にためになるものだなと感じるんですね。
 
そこで、本日の内容は
選挙演説とラポール
という観点で書いていこうと思います。
 

 
選挙演説を見ていて
グッと惹かれる人もいれば
全くと言っていいほど
興味も湧かない人、がいらっしゃいます。
 
この違いはなんなんでしょうね?
 
例えば、交流会などに行って
初めて会った方と話をした時
あなたはグッと惹かれる人でしょうか?
それとも、大勢の中の1人…
になってしまっているでしょうか?
 
もし、後者であれば
ここから先を読み進めていくと
初対面の人から《 魅力的な人だ 》と思われる
ヒントが見つかるかもしれません。
 
選挙的に言えば、相手から
投票される人になるには
何を意識すればいいのでしょう?
 

 
それが、ラポールです。
 
ラポールとは、元々心理学用語ですが
今では一般的にも使われるようになってきています。
 
簡単にいうと、《 信頼関係 》です。
 
「あぁ、この人は何か信用できそうだな」
 
「この人の言うことは信頼できるな」
 
「その気持ち、自分もよく分かるな」
 
と言った感じです。
 
ここで、1つ
ラポールに関してもう少し詳しくお話しすると
 
ラポールとは《 感覚的なもの 》なんですね。
 
約束を守るとか
言っていることとやっていることが一致しているとか
そういった、事柄や理屈ではなく
《 感覚的に信用できる 》というものです。
 
なので、選挙に当選したはいいものの
実情をみていくと
とんでもないことをしている…
なんてことも出てくるわけです。
 
と、選挙や政治家の話は一旦置いておいて
 
セールスマンやフリーランサーにとって
クライアントから《 感覚的に信用される 》
ことは、とても大切なことです。
 
ましてや初対面の方と話をするなら
尚更、意識をした方がいいでしょう。
 
その方の実績や技術や知識というのは
そのラポールを形成したあとの話です。
 
例えあなたに実績や技術や知識があったとしても
相手から感覚的に信用されなかったら
その先に進むことはないでしょう。
 
そういった側面を踏まえて
このラポールというのは
非常に大切になってくるのです。
 
では、どうやったら
そのラポールは形成することができるのでしょうか?
 
先述した、選挙演説を元に
考えてみますね!
 
これは僕が感じることなのですが
グッと引き込まれる演説をしている方は
《 価値観に訴えかけている 》傾向があります。
 
その場にいる人たちが
何を大切に考え、何を求め、どんな理想を描いているのか
その相手の世界観に訴えかけています。
 
そこで《 共感・共有 》を生み出しているんですね。
 
「あぁ、分かる!!」
 
「あぁ、分かってくれている!!」
 
聴衆の方々は、きっとこのような思いを
抱かれているかもしれません。
 
そうすると、今度は
「この人の話をもう少し聴いてみよう」
という姿勢になっていきます。
 
ところが、全く興味を惹かれない人というのは
初めから自分の話したい話を始めてしまっています。
 
「自分はこんな思いがあって立候補した!!」
 
「私はこんな日本を創りたい!!」
 
「今の日本にはこれが必要だ!!」
 
といった感じです。
 
確かにこれも大切なことです。
そもそも、その思いがなければ
立候補はしないでしょう。
 
ですが
これでは、聴いている方も
1人演説を見せられているような気持ちになり
 
話を聞かされている
^^^^^^^^^^^
という感覚を持ってしまうかもしれません。
 
これと同じようなことが
交流会でも繰り広げられているんですね。
 
名刺交換をしたり
お互いに自己紹介をしたりする中で
ついつい自分がやっていることを主軸に話してしまう…
という経験はあるのではないでしょうか?
 
もし、心当たりのある方は
まずはラポールを形成することを
意識されると結果が違ってくるでしょう。
 
こんな思いがあってこのビジネスをしている
という話よりも
現代人が抱えている悩みや理想の話をして
《 共感・共有 》を創ること。
 
そして、自分の体験からくる
学びや気付きの話をする。
 
それから、自分のやっていることを話していく。
 
このようにほんの少し
話す順番を変えていくだけでも
聴いている方の意識や姿勢は変わっていきます。
 
ぜひ、トライしてみてくださいね!!
 
では、また!

人生に、こだわれ!
^^^^^^^^^^^^^

back

Recommended

ページの先頭へ戻る