コーチやコンサルタントは日曜劇場「陸王」を観るべし！！

From：葉山倖成
 
久しぶりにドラマで心を打たれました。
 
日曜劇場「陸王」
>>> http://www.tbs.co.jp/rikuou_tbs/
 
録画リストに入っていたので
何気なく観ていたのですが
もう、釘付けになりました。。。
 
このドラマは
僕たちのような《 人と関わる仕事 》をしている方には
ぜひ、ぜひ、ぜひ、観ていただきたいなと思ったんです。
 
あまり内容に触れるとネタバレになるので割愛しますが
ドラマに出てくる銀行マンの在り方に
僕は心を打たれまくったんですね。
 
簡単に説明すると
１００年続いた足袋製造会社が
経営の危機に晒されていきます。
 
このまま足袋屋を続けていくのか？
仮に続けたとしても、５年１０年続けられるかどうか…
 
それとも、新規事業に着手し
今後も続く会社へと成長させていくのか？
 
社長は決断を迫られるんです。
 
そんな時、担当の銀行マンが
新規事業に着手するよう足袋屋の社長に訴えかけるんですが
 
「１００年続いた会社です、絶対に強みがあるはずです！！」
 
そうして、足袋製造技術を活かした
ランニングシューズの開発に取り組むのですが
まぁ、うまくいかないんです^^;
 
社長は諦めそうになるのですが
この銀行マンが諦めないんです。
 
何があっても諦めないんです。
 
この諦めない姿こそ
僕たちが目指すべき姿だなと
どれだけ相手の可能性を信じ
本人が気付いていない才能や資質を引き出せるか？
 
例え本人が諦めそうになっても
最後の最後まで信じてくれる存在。
 
こういう人に出会えることこそ
人生における価値だと僕は思うんです。
 

 
ドラマを観ながら
僕は胸がグッッッッッと熱くなりましたよ。
自然と涙がこぼれました。
 
人は、自分一人では限界がある
僕はそう思うんです。
 
僕自身、僕よりも僕のことを信じ
諦めずに関わってくれた人たちがいたから
今の自分が在ります。
 
自分一人では気付けなかった才能や能力を
思いっきり引き出してもらいました。
 
《 自分以上に自分のことを信じてくれる存在 》
 
このような人に出会えている人は
本当に幸せだと思います。
 
そして、僕たち人と関わる仕事をしている人は
こう在るべきだと感じました。
 
《 クライアント以上にクライアントを信じる存在 》
 
クライアントは自分の求める理想に対して
あらゆるチャレンジをしていきます。
 
このチャレンジは
うまくいかないことが多々あります。
 
全てがうまくいくわけではありません。
 
周囲から反対されることもあります。
自分には向いてないんじゃないかって、
悩み、苦しむこともあります。
 
できない自分を受け入れられず、
自分を責めることもあります。
 
自分のやっていることが本当に正しいのか？
自分自身を疑うこともあります。
 
ビジョンを実現することや
夢を叶えることは容易いことではないです。
 
多くの壁を超えていく必要もあるでしょう。
 
だからこそ、僕たちのような存在が必要です。
 
これが、対人援助の本質だと
僕は強く感じるんです。
 

 
《 クライアント以上にクライアントを信じる存在である 》
 
こう在り続けることを
改めて心に刻むことができました。
 
これこそが、人との関わりなんじゃないかって。
 
ご主人の今がどうであれ
ご主人の可能性を奥さんが信じ続けていれば
必ずその思いは届くでしょう。
 
お子さんの今がどうであれ
ご両親が信じ続けていれば
必ずその思いは届くでしょう。
 
上司がどうであれ、部下がどうであれ
大切なのは
あなたがどう在るのか？
 
あなたが何を決めているのか？
 
その答えがあなたを取り巻く人生の質に繋がっていきます。
 
そしていつか、
僕らのような仕事が必要なくなる世の中にしたい。
 
僕が生きている間には
それはきっと無理でしょう。
 
ですが、同じ思いを抱いてくれる人が
必ず現れることでしょう。
 
そんな夢みたいな話…
そんなの綺麗事だよ…
 
はい、夢みたいな話だし
綺麗事だと思います。
 
でも、、、
 
家族、友人、先輩、後輩、教育、
同僚、上司、部下、取引先
あらゆる人間関係において
相手のことを相手以上に信じ合える関係性ができたら
もっと人と人との関わりが深くなり
お互いがお互いのことを理解し、信じ、
手を携える世の中になると
僕は心から思っています。
 
このドラマに出てくる銀行マンのような存在が一番身近にいる。
 
そんな世の中になったら
きっと僕たちの仕事は必要なくなってくるでしょう。
 
だからこそ、僕はこの技術を伝え続ける。
 
この銀行マンのような人たちを増やしていく為にも。
 
その礎となれるよう、僕自身これからも
成長し続けていこう。
 
では、また。
 
人生に、こだわれ！
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