From：葉山倖成
今日、人の魅力とは
こうやって滲み出るんだなと
改めて思うことがありました。
それを教えてくれたのは
２０数年振りに再会した中・高時代の同級生。
仕事のため、最寄駅に向かっている途中
突然、「葉山！！」と呼び止められ、
何事かと思い、慌てて振り返ると
そこには昔の面影が何となく残った
懐かしい顔があったんです。
彼が近所に住んでいるということは
Facebookを通じて知ってはいたし
いつか飲みに行こう！と
メッセージでのやりとりなどはしていたのですが
お互いになかなか都合が合わず
実現できずにいました。
まさかの再会、、、
お互いに近況などを話し
近々飲みに行こう！！
そんな話をして別れたのですが
ランチを取るために入ったお店で
まさかのまさか、また再会（笑）
一緒にランチをしながら
仕事や家族の話をしていたのですが
話をしている彼の表情が
本当に穏やかで豊かで
何とも言えない魅力が溢れていたんです。
これまでの人生経験は違えど
経験を通して得てきたものは
きっと同じなんだなと感じながら
彼の話を聞いていました。
そして、途中から僕は彼の話よりも
彼の魅力はどこから出ているのか？
に意識が向き始めました。
すると、彼の話す内容に
ある特徴があることに気がついたんです。
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◇話す内容に愚痴がない
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彼は福岡でも有名な
明太子屋さんに勤めているのですが
最近、明太子だけではなく
飲食店や総菜店など事業を拡大中で
地域担当をしているようでした。
「なかなか大変だ！」
と、口では言っていましたが
一切愚痴は出てこなかったんですね。
上司がどうとか部下がどうとか
店舗スタッフがどうとか
そんな話は一切なく
彼が常々口にしていたのは
与えられている環境でいかに成果を出せるか？
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彼は常に、自分に何ができるか？
ということに意識を向けて話をしていました。
なので、飲食経験者でもある僕からも
何か得られるものはないか？
そんな姿勢が伺えたんです。
そこで１つ、気づいたことは
愚痴とはその人の姿勢を表している
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ということ。
愚痴が出るということは
意識が自分ではなく、自分以外のものに向けられている状態。
ここで伝えたいことは
愚痴がいけない
愚痴を言うのはやめましょう
ということではありません。
この愚痴ですが
仏教では《 三毒の煩悩 》の１つに挙げられています。
１０８つある煩悩の中でも
特に大きな３つの煩悩を三毒の煩悩と言い
貪欲（どんよく）・瞋恚（しんに）・愚痴（ぐち）
という風に分けられています。
なので愚痴というのは、人間である以上
ついつい言ってしまうものでもあるんです。
だからこそ、大切なのは
いかにその状態（愚痴）から抜けられるか？
今自分が愚痴を言っているとしたら
一旦、意識を自分自身へと向けてみたらどうか？
ということです。
意識を自分の外へ向けてしまうと
憤りを感じたり
理不尽さを感じたり
思い通りにならないことに腹をたてることもあるでしょう。
その気持ちを一旦脇に置いて
自分自身へ意識を向けてみると
自分にできることが見えてきます。
そうすることで
今まで感じていたネガティブな感情も
自然とポジティブな考えや思いへと変わっていくでしょう。
そこが解決の突破口となっていくことも多くあります。
何度も言いますが
決して愚痴が悪いわけではありません。
愚痴をこぼしながら飲むお酒も必要だと思いますし
愚痴をこぼすことで楽になるなら
それも僕たちにとっては必要なことです。
問題なのは、その状態に居続けること。
これは多くの人が望んではいないのではないでしょうか。
その状態から抜け出すことが大切であり
抜け出す方法は自分自身に意識を向けること。
愚痴をなくすことは難しいかもしれませんが
意識を変えることは誰にでもできることだと思います。
そして、自分自身に意識を向けている人の言葉には
人の心を勇気付けるエネルギーが宿っています。
「俺も頑張ろう！」
「自分にもできることは何だろう」
と、とても前向きな気持ちにさせてくれます。
そんな力もあるということを
改めて気付かせてもらえました。
タイトルにもある
魅力とはこうやって発揮される
その１つが、《 意識を自分自身に向けることである 》
と言えるでしょう。
そして、もう１つが
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◇“今”に全力を注いでいる
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ということです。
この“今”に全力を注いでいる
についてはまた次回お届けいたします。
これがもっとも
自分の魅力を発揮させる強力な方法だと思います。
やりたいことに悩んだり
今やっていることに疑いを持ったりしている状態だと
自分の魅力は発揮されるどころか
どんどんくすんでいくことでしょう。
そして、“今”に全力を注ぐことによって
自分の魅力というのは遺憾無く発揮されていくものなんです。
それでは、次回をお楽しみに^^
人生に、こだわれ！
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