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アポを取る力を高めることの価値

From:佐藤 晋也

コーチやコンサル、カウンセラーなど
いわゆる対人援助をビジネスにしたい方で、
もっとも困ることの一つといえば、

『お試しセッションを獲得すること』

ではないでしょうか?

 

スケジュール

 

それなりに提供するサービスに魅力があり、
お試しセッションからのコンバージョンが
ある程度、期待できるならば、

お試しセッションのアポさえ入れば、
ビジネスとして安定させることができます。

 

お試しセッションのアポを獲得する場合、
大きく分けて、

『ネットを使うか?足を使うか?』

の二択になるのですが、多くの方が、

『ネットで何とかできないか?』

という方向に行くことが多いようです。

 

集客系のコンサルタントが
これだけたくさんいる現状を見れば、
それだけニーズがあるのでしょう。

 

ネットはネットでとても良い部分があります。
それは何といっても

『レバレッジが効く』

ということでしょう。

 

また、

『商圏を気にしなくて良い』

という良い面もありますね。

 

しかし、単価にもよりますが、
一ヶ月あたり50万円程度の売上で良いのなら、
圧倒的に早く、そしてより確実なのは、

『足を使ってアポを獲得すること』

だと思っています。

 

例えばですが、
単価25万円のサービスがあり、
50%の確率で契約が取れるなら、

50万円の売上を得るために、
必要なお試しセッションの数は4回です。

 

そしてこの4回のアポを得るために
毎日のようにブログやメルマガを書いたりする。

その労力が適正だとは思えないのです。

 

単純に、二人に一人、
あなたのお試しセッションを受けてくれる
コミュニケーション能力があるならば、

一ヶ月に8人の人と話をすれば、
それで月商50万円は超えてくるのです。

 

『一ヶ月にたった8人と会話するだけ』

 

適切なコミュニケーションが取れるなら、
これだけでいいのです。

 

『コミュニケーション能力を磨くこと』

これ以外に力を入れる必要はない、
実にシンプルなモデルです。

 

しかしそうは言っても、
中々対面でアポを取るということに
チャレンジできない方が多いのは、
私もよく知っています。

 

断られるのは嫌ですもんね。

しかし、

『対面でアポを獲得する力』

は、それらを乗り越えてでも手に入れる、
『それだけの価値がある』と思うのです。

対面でアポを獲得できることの価値

まず、対面でアポを獲得する力があれば、
単純に、あなたのビジネスはとても安定するでしょう。

どこにだって人はいます。
人と話すことさえできたなら、アポを獲得できるのです。

 

立ち話

 

逆の言い方をするならば、
アポが必要なら、人がいる所に出かければいいのです。

即効性があり、効率的ですね。

 

そしてそれだけではなく、
さらに大きな価値を生むことができます。

その一つは

『人を紹介してあげることができる』

という点です。

 

仮に目の前にいる人にとって、
自分より最適のサービスを提供できる知人が
いたとしましょう。

アポが取れるなら、
その目の前の人を紹介することもできます。

 

そして紹介料として
ロイヤリティを頂くこともいいでしょう。

 

目の前の人にとっても、あなたにとっても、
そして紹介先の方にとっても三方良しでしょう。

 

さらに世の中には

『アポを取りたくてたまらない人たち』

がたくさんいます。

 

例えば保険の営業マンや何かの販売員、
コーチやコンサルタントもそうでしょう。

 

あなたがアポを取ることが得意なら、
彼らを軒並みクライアントにすることも
できるでしょうし、

『アポ取りの専門家』

という立ち位置で
ビジネスを始めることもできるでしょう。

 

それはもう、引く手あまただと思いますよ!

 

なぜ今回、このテーマを
投稿しようと思ったかというと、

最近、あまりにも

『ネットに逃げる人』

が多いように感じるからです。

 

きちんとビジネスとして戦略を立て、

『ネットを使うことが最善』

という状況でネットを活用することは
本当に戦略的で素晴らしいと思います。

 

しかしネットを使う理由が

『人に会いたくないから』

という逃げのスタンスの人が、
ことさら多いように感じるのです。

 

人に関わる仕事なのに…

 

何となく

『誰でも簡単にできそうな見せ方』

をしている提供者側にも
もしかすると問題があるかもしれません。

 

しかしそれも

『人に会いたくない』

という心理的なニーズを
活用されているだけなので、
提供者側の問題というわけでもないと思うのです。

『逃げていいこと』と『逃げてはいけないこと』

私は

『逃げていいことは、とことん逃げたらいい』

という考え方です。

 

しかし、それと同時に

『逃げてはいけないこと』

があるとも思っています。

 

対人援助をビジネスにする人にとって、
人と関わることや
コミュニケーション能力を磨くことは、

その

『逃げてはいけないこと』

ではないかなと思うのです。

 

私はコーチやコンサルタントの方に
コンサルをしていて、

『できたら人と会いたくないんですけど…』

ということを言われると、なんというか、
とてもやるせない気持ちになるのです。

 

『それが仕事じゃないの?』

 

という気持ちになってしまうのです。

 

もちろん抵抗があるのも分かります。
できれば避けたい気持ちも分かります。

しかし人と関わること、
そして自分のコミュニケーション能力を
高めることは、

 

『それらを全て乗り越えてでも、やるだけの価値がある!』

 

ということを知って欲しいのです。

 

今回はあえて

『ビジネスに関わる価値』

のみに焦点を当てましたが、
コミュニケーション能力が高いと、
人生、すべての面で、ずっと幸福になれるはずです。

 

『人生の幸福は人間関係が9割をもたらす』

という言葉もあります。

 

特に

『人と関わる仕事につく人』

なら、そのプロフェッショナルで
ある必要があると、私は思うのです。

 

あなたにしか、できないことがある。
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