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現実力量における3つの歯車と戦略③

 

From:葉山倖成

 

 

現実力量における3つの歯車

 

①お金と時間を創り出し、コントロールできる力(キャピタライズ=資本化力)

②相手を理解し、受け入れる力(コミュニケーション=自他認識力)

③自らをコントロールする力(セルフビルディング=自己建設力)

 

この2つ目

相手を理解し、受け入れる力

(コミュニケーション=自他認識力)について

今日は、ブログを書いていきます。

 

 

※歯車の1つ目に関しては

過去のブログをご覧ください。

 

>> https://shiraishikeiji.com/blog/4824/

 

>> https://shiraishikeiji.com/blog/4890/

 

 

さて、コミュニケーションと聞いて

皆さんはどのようなことをイメージされるでしょうか?

 

 

会話?

対話?

 

 

辞書にはこのように書いています。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コミュニケーション【communication】

社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。

言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

一般的には、このように

相手との意思の疎通をコミュニケーションと

言われていますが

 

じぶんブランド革命プロジェクト!では

それらの要素も踏まえ、

さらに深く相手とコミュニケーションを取るスキルを

習得していきます。

 

 

・相手を理解するスキル

・相手中心のスキル

・自他認識能力

 

 

コミュニケーションの基本は

相手を理解することです。

 

 

「そんなこと、当たり前じゃないか…」

 

と、声が聞こえてきそうですが

果たして、僕たちは本当に相手のことを理解できているのでしょうか?

 

 

そもそも、相手を理解するとは

一体どのようなことを言っているのでしょう。

 

 

このまま読み進めていただければ

相手を理解するということがどういうことか?

お分りいただけると思います。

 

 

では、早速相手を理解するということについて

書いていこうと思うのですが

その前に、前提となる《 ある理論 》をお伝えしようと思います。

 

 

これは、先日大阪のホテルで眠りに就こうとしている時に

ふと思いついた理論です。

 

 

 

それが《 視観世界論 》

 

 

 

僕たちは、2つの世界に生きている
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

という考え方なのですが

もちろん、このような考え方は

世の中では当たり前のことになっていますが

ちょっと切り口を変えて僕たちが生きている世界を

紐解いていこうと思います。

 

 

では、分りやすいようにこの2つの世界を

 

・視世界

・観世界

 

と、表現しましょう。

 

 

この《 視・観 》という漢字は

どちらも《 みる 》と読みます。

 

つまり、僕たちは常日頃から

この2つの世界を《 みて 》いるということです。

 

 

視世界とは何かというと

僕たちが目で視ている世界です。

現実的な世界ですね。

リアリティとも言えるでしょう。

 

 

そして、観世界とは

視世界を通して広がっている

個々人の世界であり、意識・イメージ・心で観ている世界です。

 

 

例えば、、、

 

Aさん、Bさんという二人の人物がいて

その目の前にラーメンがあったとしましょう。

二人の目には《 ラーメン 》が写っていますから

お互いの視世界では《 目の前にラーメンがある 》という認識です。

 

 

つまり、二人とも視世界は一致している。

ということです。

 

 

ところが、

 

Aさんはラーメンを見て

「うわぁ、美味しそう!!」と感じています。

 

Bさんはラーメンを見て

「うわぁ、ラーメンか…太りそう…」と感じています。

 

 

このラーメンを通して観ている世界が

観世界です。

 

ここで二人の不一致が起きてきます。

 

 

つまり、視世界は一致していたとしても

観世界では不一致が起きるということです。

 

 

ここで考えていただきたいのは

僕たちがどの世界で生きているか?ということです。

 

 

視世界なのか?

観世界なのか?

 

 

当然、視世界がなければ

観世界は広がらないので

どちらの世界にも生きていると言えるのですが

自分の思想や感情というものは観世界から発されています。

 

 

先ほどのラーメンでいうと

 

Aさんからすると

ラーメンはご馳走であり、美味しくて自分を満足させてくれるもの

Bさんからすると

ラーメンは脂っこくて、炭水化物であり、健康によくないもの

 

というように、ラーメンという現実(視世界)を通して

広がっている世界(観世界)が全く違うということです。

 

 

そして、実際のコミュニケーションにおいて

「私はこう思う」

「私はこう感じる」

「私はこうだと思う」

と相手に伝えているものは、自分の観世界を相手に伝えている

ということなのです。

 

 

これが、意見の不一致が起きてしまう原因でもあります。

 

 

「ラーメン美味しいのに、なんで食べないの??」

 

「だってラーメンって体に悪いじゃん!」

という会話になっていきます。

 

 

別に、この会話が悪いというわけではありません。

そのような会話を重ねるからこそ

相手を理解できることもあります。

 

 

ここでお伝えしたいのは

相手を理解するとは

《 相手の観世界を理解すること 》ということです。

 

 

つまり、人は自分の観世界から話をしているので

まずは相手の観世界を理解することが大切です。

 

 

自分と違う考えを持っていたり

自分と違う感性を持っているのは当然のことですが

それらが観世界から発されているということ。

 

相手にこの現実がどのように観えているのか?

 

ここを理解していくことが

相手を理解していくことにつながります。

 

 

当たり前のような話をしているかもしれませんが

観世界の違いからコミュニケーションが取れず

人間関係がうまくいかなかったり

自分の思いを伝えることができなかったり

相手の伝えていることを正しく理解できなかったりしてしまいます。

 

 

それは、自分の観世界と相手の観世界を

合わせようとしてしまうからです。

 

 

この観世界は一人一人が持っています。

なので合うことも、合わないこともあります。

 

 

そして、同じ観世界を持っている相手に対して

《 価値観 》が合う。

と表現しているのです。

 

 

自分と同じ大切なものを観ている

とも言えるでしょう。

 

 

価値観の《 かん 》は

《 感じる 》ではなく《 観る 》です。

 

 

自分の観世界と相手の観世界を

合わせるのではなく

相手の観世界に入っていくこと。

同じように観てみること

これが相手を理解する第一歩となります。

 

そうすると、相手が大切にしていることが理解できます。

これを理解されると、人は

自分のことを理解してくれたと思います。

 

 

この視観世界論ではまだまだお伝えしたいことが

山ほどあるのですが

今回は割愛いたします。

 

 

漢字の成り立ちや意味なども含め

かなり面白い話になるのですが

また機会があった時にお伝えしようと思います。

 

 

相手を理解するステップの次は

相手を受け入れることが大切になってきます。

 

 

この話は、また!

 

 

人生に、こだわれ!
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