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罪悪感との上手な付き合い方
From: 葉山愛
私が
「10年続けたお店の経営を手放し、
メンタルトレーナーの仕事をする」
と、新しい道に進もうとした時
実は不安と恐怖以外にもう一つ
大きな<罪悪感>が芽生え、
当時はすごく苦しみました。
今回はこの<罪悪感>についてお話しようと思います。
お店を辞めようか迷っていた時、
頭に思い浮かんだのは
お店を愛してくれているお客様と
一緒に働いてくれる仲間の顔でした。
お客様や仲間がいてくれることで
成り立っていたこの場所を
私が、自分の望む人生を選択することで
なくしてしまっていいのかな?
そう考えると、
胸が締め付けられる思いがしました。
「申し訳ない気持ち」
「悪いことをしている気持ち」
そんな罪悪感から自分を責めてしまっていたんですね。
罪悪感を感じて苦しくなるという経験は
みなさんもあるんじゃないでしょうか?
どんな人にも、役割というものがあります。
家族の中では、
「母親」「父親」「兄」「姉」「長男」「長女」
会社では、
「経営者」「部長」など
社会と自分との関わりをみて
その役割を果たせない時などに
<罪悪感>は生まれてしまうことが多いと感じています。
・離婚をして子供に申し訳ない
・失敗して会社に迷惑をかけて申し訳ない
・親の期待に添えなくて申し訳ない
など、自分の役割を果たせず
罪悪感を感じてしまうことは日常生活の中で
よくあることでしょう。
人間には《善意》がありますので
罪悪感を感じることというのは当たり前のことなので
罪悪感をなくすことは難しいでしょう。
ですが、その後
自分がどのような選択をするかによって
その後の人生に大きな影響が及んできます。
例えば、罪悪感を感じた時
<自分を責める>という行為を、
してしまう方もいらっしゃることでしょう。
自分を責めることによって
「自分はダメな人間だ」と自己否定に陥り
行動や言動が抑制され動けなくなってしまいます。
そうすると、モチベーションが保てなくなり
夢を追い続けてチャレンジしていくということも、
日々の生活に幸せを感じて生きていくことも
自分らしく生きていくことも、
どんどん難しくなってしまうんですね。
罪悪感を感じるのが悪いことではなくて
<自分を責める>行為につながっていくことに
危険性を感じています。
自分を責めたくなる気持ちはよくわかります。
私もそんな体験をしてきました。
自分を責めて無気力になったり
落ち込んで動けなくなったこともありました。
しかし、自分を責めることで
得をする人って誰もいないんですよね。
罪悪感を感じたら、自分を責めるのではなく
<目の前で起こっている事実を
ただ、受け入れて認めること>
が必要ではないかと思います。
例えば、離婚をして子供に申し訳ないと思うなら
「子供に寂しい思いをさせてしまった」
という事実を、
良い・悪いとジャッジせず認めるということです。
それから次に、その事実と向き合うために
「何ができるか?」を考えていきます。
・素直に自分の思いを言葉にして謝ろう
・一緒に過ごす時間を増やせる方法を考えよう
・何か喜んでもらえるイベントを企画しよう
事実として受け入れてしまえば
前向きに進む力に変えていくことができるんですね。
自分を責めていたらそんな力も湧いてきません。
これは人生を大きく左右するぐらいの
<大きな差>となります。
罪悪感を感じたら、自分を責めるのではなく、
ただ目の前の現実を見て受け入れてみる。
ということを意識してみてください。
そうすることで、ただただ落ち込む時間を過ごすのではなく
その上で、どうしていくのか?
どのようにすることが必要か?
と前に進んでいくことができると思います。
私は《人は生きる喜びを感じるために生まれてきた》
と思っています。
一度きりの人生、
自分らしく、おもいっきり生きることを
楽しんで生きていきたいですね(^^♪
ほかの誰でもない、わたしを生きる。
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