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『成功しない人は、自分の決断を維持できない』の一文に思うこと

From:佐藤 晋也
 
 
明けましておめでとうございます。
 
いよいよ2018年度が始まりましたね。
今年もどうぞ、よろしくお願いします。
 
 
さて、年末から年始にかけて、
年末に買い込んだ書籍を読み漁っているのですが、
その中に『確かになぁ~』と思う一文が
書かれていました。
 
それは、

『成功しない人は、自分の決断を維持できない』

という一文です。
 
決断を維持する
 
決断できないのではなく、
決断を “維持できない” というのです。
 

文字にすると大差ないようにも見えますが、
確かに大きな違いがありますね。
 
 
そしてこうも書いてありました。
 
成功する人は決断が早く、それを翻さない。
そして成功しない人は決断が遅く、簡単に翻す。
 

これも確かにそうだろうなと思うのです。
 
 
例えば私は買い物が衝撃的に早いです。
それはもう、店員さんが笑い出すくらい早いのです。
 
そのおかげで、私は買い物でよく失敗します。
 
買って帰って『この服、何に合わせるんだろう…』
なんてこともよくありますし、
試着するにもかかわらず、サイズ間違いもしょっちゅうです。
 
 
もちろん後悔します。
しかし返品はほぼしないのです。
 
 
それはなぜか?
 
『どんな形であれ、最終的には自分で決めて購入した』

という感覚があるからです。
 
 
『これいいですよ!』
と進めてきた店員さんのせいにもしないし、
無理やり買わせられたわけではないからです。
 
仮に半分無理やり買わされたとしても同じでしょう。
最終的には『自分で決断した』という感覚があるからです。
 

サイズが合わなかった服は人にあげれば感謝されるし、
さっさと買って一切文句も言わないので店員さんにも
とても大切に扱っていただいています。

自分の決断を維持できない人たち

私は自分の仕事の性質上、
キャンセルをいただくことがあります。
 
極稀ですし、
絶対数は相当少ない方だと思いますが、
それでも過去に何度か経験しています。
 
私が決断を維持させられなかった。
もちろんそれが一番大きな理由なのですが、
それでもキャンセルする人はするし、しない人はしないと思うのです。
 
そして面白いことに、
キャンセルする人は何度もするし、
しない人は全然しないのです。
 
 
私はこれを鍵や財布を何度も無くす人に
よく似ているなぁと思うのです。
 
どういうことかというと、
する人は人生を通して何度もするし、
しない人は本当にしないのです。
 
鍵や財布も無くす人は何度も無くすし、
無くさない人は一生に一回も無くさないのです。
 
 
結局のところ、
いつもやってることなんだろうなと思うのです。

決断を維持できないのではなく、取り消していいと許可を出している?

決断を維持できない人は、
それを維持できないのではなく、
 
『自分で決めたことを取りやめてもいい』

と許可を出してしまっているのではないか?と、
そのようにも思うのです。
 
キャンセル
 
自分自身のことはよく見えないものですが、
仮に他人が

『決めたことを取りやめる』

ということをする場面を何度か見たとしましょう。
 
その人とのことをどう思うでしょうか?
 
 
私なら、あんまり信用してはいけない人と
思うのではないかと思うのです。
 
いや、思うでしょう。
 
 
一緒に約束や決め事をしても、
そのうち翻すのではないかな?という思いが
拭えないからです。
 
これはまだ、人からの信用だからいいでしょう。
(本当はよくありませんが…)
 
しかしもっと重要だと思うのは、

『自分で決めたことを取りやめる』

という自分を知ってしまっているということです。
 

それでは自分のことを
信用出来ないのではないでしょうか?
 
 
『自分に対する信用』=『自信』

自分に自信を無くすのは、
仕方ないのではないかな?と思うのです。
 
 
もちろんいろいろな理由を見つけることはできるでしょう。
 
『あの時は断れなかった』とか、
『やっぱり今の自分には必要ない』とか、
取りやめる理由はいくらでも見つけられるものです。
 
人のせいにすることもできるでしょう。
それは自立した大人のする言い訳とは思えませんが、
残念ながら、今の社会にはそういう人も少なくありません。
 
 
『自分で決めた』
 
恐らくですが、
決めた時には決めたなりの理由があったと思うのです。
 
簡単に言うと、

『その時の自分の決断を信じてみればいいのに』

と思うのです。
 
 
そんなに難しいことでしょうか?
しかし現実に少なくないことを見ると、
難しい面もあるのでしょう。
 
 
私はキャンセルされることは、好きではありません。
 
しかし『自分はするのに自分がされたら嫌』と
考える人が少なくないのも面白いものだなと思うのです。
 
どこまでいっても人間って、

『するのはいいけどされるのは嫌』

みたいな身勝手さがあるのかもしれませんね。
 
 

あなたにしか、できないことがある。
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