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対話力

 

From:葉山倖成

 

 

会話と対話

この違いとは一体何なのでしょう。

 

 

 

調べてみると

会話とは《 互いに話をする 》

対話とは《 向かい合って話をする 》

とあります。

 

 

 

 

分厚い辞書ならもっと細かく書いてあるのでしょうが

これだけだとちょっとよく分からないですね^^;

 

 

なので、僕なりの考えを今回はブログとして

書いていこうと思います。

 

対話力を高めることができれば

 

・意思疎通

・共通認識

・相互理解

・承認

・共感、共有(価値観や世界観)

 

などなど、お互いに認識、理解しあうことができ

コミュニケーションも円滑になることでしょう。

 

 

職場においてもこの対話力というのは欠かせませんし

ましてや家庭環境においても

なくてはならない《 スキル 》だと僕は思います。

 

 

では、会話と対話の違いについて

僕なりの見解を述べさせていただきますが

 

 

会話というのは

一方的な相互間におけるコミュニケーション
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

対話というのは

会話を通して相手を理解するコミュニケーション^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

と、言えるのではないかと考えています。

 

 

会話がなければ対話は生まれませんし

会話がいけないわけでもありません。

 

 

あくまでも対話というのは

会話の中から生み出していく

または創り出していくものであるという考え方です。

 

 

ではどのような違いがあるかというと

会話というのは日常の出来事やそれに対する

自分の思いなどが軸となるもの

 

 

例えば

 

 

A:「今日、上司からプレゼン褒められてさ

いい仕事したなって嬉しかったんだよね!」

 

B:「すごいね!!頑張った甲斐があったね!

いいよなぁ、お前の上司は。。。

俺の上司なんて…」

 

 

というもの。

これは《 会話 》ですね。

 

 

対話とは会話の中から相手の価値観を理解したり

質問によってその人が本当に感じていた思いなどを

引き出し会話を通して何かしらの価値を創り出すこと。

 

 

先ほどの例でいうと

 

 

A:「今日、上司からプレゼン褒められてさ

いい仕事したなって嬉しかったんだよね!」

 

B:「すごいね!!頑張った甲斐があったね!

一生懸命やってそれが認められると、それは嬉しいよね!

Aがそれだけ仕事に対して真剣に取り組んでいる証拠だね!」

 

というもの。

これが《 対話 》です。

 

 

少し解説していくと

Aさんはプレゼンを上司に褒められたという出来事と

いい仕事したなって嬉しかったという自分の思いを

話していますね。

 

 

会話の場合は、すごいね!頑張った甲斐があったね!と

いったん、相手のことを承認していますが

そのあとにいいよなぁ、俺の上司なんて、と

今度は自分の話をし始めていますね。

 

 

これが一方的な相互間のコミュニケーションというもの。

相手の話→自分の話→相手の話→自分の話

という会話の流れですね。

 

 

それと比べると

対話の場合は同じようにすごいね!と相手を承認したあと

一生懸命やってそれが認められるとそれは嬉しいよね!

と、相手が何に対して嬉しさを感じたのか?

ということを述べています。

 

 

そもそも

Aさんはプレゼンを褒められたことが嬉しかったのでしょうか?

きっとそのプレゼンをするまでに色々と準備を重ねて

緊張や不安の中、プレゼンに至ったのだと思います。

 

 

そういった背景があり、プレゼンを成功させ

さらに上司に褒められたということが重なって

《 いい仕事した!嬉しい! 》という感情が芽生えたのでしょう。

 

 

だからこそ、一生懸命やって認められると嬉しいよね!

という相手を理解した上で共感を示すことができます。

 

 

さらに、この出来事を通して

Aさんがそれだけ真剣に仕事に向き合っている証拠だよ!

というAさん自身の姿勢に対して、《 価値 》を創ることができています。

 

 

会話の中から価値を見出そうとすると

先ほどの場合だと《 上司から褒められた 》ことや

《 プレゼンが成功した 》ということに価値を見出してしまいがちです。

 

 

もちろん、それも価値の1つではあるのですが

対話の中で見出したい価値とは何かというと

相手の《 在り方=BE 》です。

 

 

つまり、その人が《 どんな人であるのか? 》ということを

価値として見い出すことが出来るとより対話力は上がります。

 

 

①上司に褒められた人

②プレゼンを成功させた人

③仕事に対して真剣に取り組む人

 

 

あなたなら、この中で言われて嬉しいと感じるものは

どれでしょうか?

 

 

きっと③だと思います。

人によっては《 おこがましい 》と感じる人も

いるかもしれませんし、そんなの当たり前と

感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

ですが、人間というのは潜在的には

自分という人間そのものを肯定・承認されると嬉しいものです。

 

 

このように、会話という日常の何気ないシーンの中にも

相手のことを理解し、より深いコミュニケーションに繋がるための

ヒントはたくさん存在しているのです。

 

 

対話力、ぜひ高めてみてくださいね!

 

 

では、また。

 

 

人生に、こだわれ!
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