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人と関わるとき、どんな前提で接しているのか

 

From:葉山倖成

 

「人には優しくしなさい」

 

このような教育は誰もが一度は受けたことがあると思います。

僕も幼少の頃、友だちとケンカしたり、ちょっとした意地悪をしたときに

「友だちには優しくしなさい」と言われたことがあります。

 

みなさんはいかがでしょうか?

 

先日ふと、この

「人には優しくしなさい」という教育の仕方について

違和感が芽生えたんですね。

 

どういう違和感かというと

これって、前提として「人に優しくない」ということが

含まれていると感じたんですね。

 

極論かもしれませんが

「自分は人には優しくないんだ」という思い込みが

潜在意識レベルで刷り込まれている可能性があるなと感じたのです。

 

 

例えばですが

「ちょっと部屋暑くない?」という言葉の裏には

(エアコン付けない?もしくは、付けて)という思惑が隠れてますよね。

そして、その思惑は誰もが感じることができると思うんです。

 

なので、

「エアコン付けましょうか?」

「エアコン付けますね!」という返答になりますよね。

 

そもそもの話は

「この部屋暑くない?」という問いかけなので

本来であれば暑いor暑くないが返答になるのですが

そうはならない訳です。

 

それが、言葉の裏に隠れている《 何か 》を感じ取っているからです。

 

では、先ほどの話に戻りますが

 

「人には優しくしなさい」

 

という言葉の裏にある何かとは

《 人に優しくない 》という

伝えている側の評価だと僕は思うのです。
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なので、僕は

「人には優しくしなさい」ではなく

なぜ今回は優しくできなかったのか?

どうすれば優しくなれたのか?

ということを伝えるべきではないかなと思っています。

 

 

ここで、今回のブログのテーマに入っていきたいのですが

【 人と関わるとき、どんな前提で接しているか 】

というテーマですが、

 

僕はそもそも人は優しい生き物だし

愛に溢れている生き物だし

常に全力で一生懸命生きている

という前提を持っています。

 

なので、「頑張れ」という言葉すら

本当は使いたくないのです。

 

ですが、その言葉の方が伝わりやすいので

使っている時もあります。

 

このように、どんな前提を持っているかで

普段使っている言葉も変わってくるのです。

 

僕たちが無意識に使っている言葉には

必ず《 前提 》があります。

 

ですが、その前提は殆どが無意識の前提なんですね。

 

意識としては

みんな頑張っている、一生懸命生きている

ということを理解していたとしても

「もっと頑張れ!!」という言葉を頻回に使っているとしたら

もしかしたら、頑張っていないという前提を無意識に持っているかもしれません。

 

意図的にならいいのですが…

 

少し、難しい話になってきてますかね。

 

僕がこのブログで伝えたいことは何かというと

結局のところ、自分が思う前提を確立させることが大切だということです。

 

あなた自身がどんな前提を持とうと

それはそれで全て正しいとも言えるでしょう。

 

ですが、その前提によって

人間関係がギクシャクしてしまっては元も子もないと思うのです。

 

上司と部下

親と子

先輩と後輩

親友

同級生

 

などなど、人間関係は様々だと思うのですが

前提の違いで人間関係は良くも悪くもなります。

 

この社会で生きていくためには

人と接しなければなりません。

 

一人では生きていけないのです。

 

そんなことは分かっている…

 

そんな声が聞こえてきそうですが

コミュニケーションの乏しさから

孤独を感じている人も多いのではないでしょうか。

 

もし、あなたが人間関係において

何かしらうまくいっていない感覚があるのであれば

ぜひ、自分の前提を見直してみてはいかがでしょうか。

 

では、また。

 

人生に、こだわれ!
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