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必要なのは精神論ではなく『あなたの良さを伝えるスキル』

 

From:白石慶次

 

 

今日お伝えすることを知っていると、
世の中の見方が変わりますよ^^

 

色んな企業や個人が提供している
サービスやコマーシャルを
これまでとはちょっと違った視点で
見ることができるようになります。

 

今まで見えなかったものが
見えてくるという体験は楽しいものです。
特に【独自の強み】を見つけるプロセスは、
自分のサービスを提供している方に限らず、
皆さんに役に立ちます。

 

 

前回、

マーケティングというのは簡単に言うと

“お客様にあなたの存在を知って(見つけて)もらい、
サービスを体験してもらう”

為のスキルであり、
以下の3つのポイントを押さえることが大切だ
とお伝えしました。

 

①私は何の専門家なのか?
②私のサービス(商品)は、誰の何を解決できるのか?
③ビジネススキーム(お客様の流れ)を構築する

 

今日は

上記『3つのポイント』

を詳しくお伝えします。

 

前回までの記事を読まれていない方は、
是非こちらから読まれてみてくださいね。

>>https://shiraishikeiji.com/blog/6818/

見つけてもらい、選んでもらう

 

①私は何の専門家なのか?

 

これが明確になると、
お客様にあなたを見つけてもらいやすくなります。

簡単な例をあげますね。

 

あなたが“花粉症”で悩んでいるとします。

 

目の前に、

『普通の耳鼻科』と、『花粉症専門の耳鼻科』がありました。

あなたはどちらに入りますか??

 

多くの方が【花粉症専門の耳鼻科】を選ぶと思います。

 

同じように、

風邪をひいてしまったけど大事なプレゼンがあり、
どうしても鼻水を止めたいとします。

薬局で手にするのは、
熱・咳・鼻水に効く普通の総合風邪薬ではなく、
鼻水を止める【専門の薬】ではないでしょうか?

 

『私は何の専門家なのか?』
を明確にする意味はここにあります。

 

ここで、

『私には【専門家】と呼べるような特別なスキルはありません。。』

と、このように感じる方がいらっしゃるかも知れませんが、
大丈夫です。
安心してください。

 

見つけ方をこれからお伝えします。

必ずあなたらしい【専門性】があります。

 

“あなたらしさ”で差別化する

 

では、
あなたが何の専門家なのか?を見つけていきましょう。

 

何の専門家であるかを見つける為には、
まずはあなたの“USP”を知る必要があります。

 

 

USPとは『ユニーク・セイリング・プロポジション』の略ですが、
別に言葉を覚える必要はありません。

 

簡単に言うと

【あなた独自の強み・ウリ】のことです。

 

『独自の強みなんてありません・・・』

もしも、このように感じてしまうのであれば
それは信念がまずいのです。

こちらからもう一度読まれてくださいね。

>>https://shiraishikeiji.com/blog/5956/

 

ここで持つべき“役に立つ信念”は

『私には特別な才能がある。特別な経験をしてきた。』

という信念(思い込み)です。

 

この信念を持たない限り、
あなたの【独自の強み】を発見することはできません。

誰にでも必ずありますので信じてくださいね!

 

【独自の強み】を知ることで、
“あなたらしく”競合他社(ライバル)との差別化を
図ることができます。

 

どんなことが強みとなるのか?

 

私の場合の例を挙げてみましょう。

 

私のUSPは

・20代から研修講師
・年間120日の研修・講演実績
・コーチングビジネスを始めて3週間で240万円を売上げた
・クライアント目標達成率90.9%(恋愛)


う~ん、何やら大袈裟な感じのものが並んでいます^^

これらは【実績】系ですね。

『私はそんな実績持ってないよ!』
と思わないでくださいね。大丈夫です。こんなUSPもあります。

 

・マイケル・ボルダック直伝
・マイケルとツーショット写真
・マイケル・ボルダックのパーソナルコーチング(150万円)を受けている
・官公庁・自治体、医科大病院等での企業研修実績がある
・富士通ラーニングメディア認定講師
・米国 inscape publishing社認定 DiSCトレーナー


これらのUSPは何系か分かりますか??

そうです、【虎の威を借る狐】系ですね^^

こんなのもアリなんですよ。

『私にはそれもないよ!』と仰る方!大丈夫です。
こんなUSPもあります。

 

・写真写りがいい
・12年間、自分の夢・やりたいことが分からずに人生の迷子になっていた
・12年間、人間不信に陥っていた
・自信のかけらもなかった
・ここぞ!という場面で逃げ回ってきた
・大きな借金をした
・お金に困りヤ○ダ電機でマッサージチェア販売のアルバイトをしていた
・『マンツーマン・ダイエットカウンセリング』で失敗した


いかがでしょう?

ネガティブな要素であっても、
乗り越えてしまえば“強み”に変えられます。

他にもたくさんありますが、ここでは控えます。

これは私の一例でしかありません。

皆さんには皆さんなりの“強み”が必ずあります。

 

そして、この【独自の強み】を見つける為には、
これまでの人生を振り返る必要があるのです。

人生をじっくりと振返り、とことん発掘するのです。

そして、『こんなこと強みになるのかな・・・?』
と思えるような事でも
とにかく沢山書き出してみてくださいね!

書き出すことによって新たな発見をすることも良くあります。

 

私は何の専門家?

 

自分のUSPがある程度出揃ったら、
次は『ポジショニング』を明確にするというプロセスに入ります。

ポジショニングを簡単に言うと
『私は何の専門家なのか?』ということです。

先の例(耳鼻科と花粉症専門医)でお伝えしたように、
『何の専門家なのか?』を
明確にしてお客様にアピールすることで、
よりあなたのサービスを選んで貰える確率が高まります。

 

ちなみに私のポジショニングはどうなるでしょう??

『コーチングの専門家』でしょうか?

違いますよね。

 

私はコーチとして活動していた時期
【決断力の専門家】とアピールしていました。

世の中に、“コーチ”を探している人と、
“決断力”に悩む人。

どちらの方が多いと思いますか?

 

コーチを探しているという人に
私はこれまで数人としか出会ったことがありません^^

 

しかし、『決断』に悩む人には沢山出会ってきました。

 

『決断力の専門家』というポジションを取ることで、
よりお客様に私のことを見つけて貰いやすくなるのです。

 

そして何より、私はこれまでの人生で
様々な困難な局面を【決断】によって乗り越えてきました。

決断がなければ何も始まらないことを経験してきたのです。

『決断することの重要さ』を情熱を持って語ることができますし、
誰よりも決断に拘りがあるのです。

 

『決断』を精神論ではなく、
“スキル”として体系化して提供しています。

“スキル”なので再現性があり、
誰にでも適用することができます。

この様にして私は
【自分らしく】
他のコーチと差別化することに成功しました。

 

ポジショニングを発見する方法

 

『○○の専門家』と名乗ると、
それに関心のないお客様が来ないのではないか?

という心配が出てきます。

気持ちは分かりますが、それは全く心配要りません。

実際に私のもとへいらっしゃっる方々は、
全員が全員『決断力』に困っている人達ではないのです。

むしろ、面白いもので
決断力の高い方ばかりが集まってきていました^^

 

ですので、心配せずに

『○○の専門家』

というポジションを取ってください。

 

そして、肝心なそのポジショニングを発見する方法です。

これも、USPと同じく
『自分の過去』をじっくりと見ていく必要があります。

 

一つの方法として、こんなアプローチがあります。

 

『人生で最も精神的に【どん底】だったのはいつだろう?』
という質問をしてみてください。

 

答えが出たら次に、
『その状況をどうやって自分は抜け出せたんだろう?』
という質問をしてください。

 

その答えに、
あなたらしいポジショニングの答え
(もしくはそのヒント)が眠っています。

 

『私は今が人生で最も精神的にどん底です!』
という方はいらっしゃらないはずです。

 

本当にどん底の時に
こんな文章を読む余裕や気力があるとは思えません。

ですので、
あなたは必ずどん底を乗り越えた経験を持っています。

『そもそも【どん底】なんてありません!』
という方もいらっしゃるかも知れませんね!

それはそれで、そのこと自体があなたのUSPに成り得ます。

 

誰に自分のサービスを提供したいのか?

 

ポジショニングを明確にしたら、
次は『誰に自分のサービスを提供したいのか?』を明確にします。

このプロセスをターゲティングといいます。

『どんな人のどんな課題が解決するのか?』
と言い換えても良いでしょう。

このプロセスは、ポジショニングが明らかになれば
自然と明確になっていきますが、できるだけ詳細にしましょう。

 

例えば
『決断力に悩む人』ではなく
『決断力に悩む20代後半の男性で、将来独立・起業に関心があるサラリーマン』といった具合です。

そして、チラシやブログでアピールする際には、
そのターゲットをイメージしてデザインやコピーを考えることで
より、お客様に対する訴求力が高まります。

 

どんな課題を解決するサービスなのか?

 

そして、
『私のサービスで、どんな課題を解決するのか?』

これを明確にすることで、
より訴求力のある魅力的なサービスを
提供することができるようになります。

 

例えばあなたがOLで、マッサージ系の資格をお持ちだとします。

ただ単に【90分全身リラックスコース】とするよりも

【忙しいOLのための週末リセット90分コース】とした方が、
よりお客様に『受けてみたい!』と
思って頂けるような気がしませんか??

お客様は、週末に疲れを取って
月曜日に元気に一週間をスタートできるイメージを
持ってもらえるかも知れません。

 

また、
例えばあなたがワーキングマザーだとします。

マッサージ系の資格をお持ちで、
かつマッサージ系の資格だけでなく、
これまでに心理カウンセリングも学んでいたとします。

ただ単に、【90分全身リラックスコース】とするよりも、

これらの“USP”をミックスさせて

【働くお母さんのための全身リラックス&心のマッサージコース】

といったサービスが考えられるかもしれません。

 

このように、あなたのUSPを活かしつつ、
あなたのターゲットにとって【魅力的】なサービスが見えてくるのです。

 

成果に直結する本物の情報

 

ポジショニングとターゲティングに関して、
本当に“基本的”な部分をお伝えしました。

この基本的なことを押さえずに努力するのと、
しっかりと押さえたうえで努力するのでは、
成果が全く変わってくるのです。

 

私は沢山の方と関わらせていただく中で、
『もったいないなぁ・・・』と感じることが多くあります。

 

せっかく素晴らしい専門スキル(USP)や
貴重な人生体験をお持ちにも関わらず、
そのUSPを自分で正しく認識していないために、
その存在をお客様に知ってもらえていないのです。

 

存在を知ってもらえない限り、
あなたのサービスを体験してもらえることはありません。

 

また、必要なビジネススキルはこれだけではありません。

 

今日ご紹介したのはほんの一例です。
「あなたの良さを伝えるスキル」を身につけることで
皆様のビジネスが加速していくことを願っています。

 

 

あなたにしか、できないことがある。
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