BLOGブログ
『制限』されるほど人は行動したくなる
From:葉山愛
突然ですが、、、
『制限』って言葉にどんなイメージを持っていますか?
ネガティブなイメージを
持たれている方が多いのではないでしょうか?
私も『制限』って言葉自体には
ネガティブなイメージを持っています。
なんか、、、制限されると無意識にストレスに感じるからです。
しかし、『制限』が与える心理的効果を感じた時に
『制限』のすばらしさを知りましたね(^^♪
なぜ、制限がすばらしいのでしょうか???
その理由をお話していきましょう。
結論ですが、制限された世界の方が
人の行動力は上がるんですね。
最近こんな経験をしました。
私の自宅には、セッション部屋というものがあります。
そこには、仕事の資料や本などを置いているのですが、
夫がその部屋でスカイプでミーティングをするということで、
3時間ほどその部屋に入ることができないという状況が出来ました。
その時のこと、3時間入れないと思ったら、
無意識に使うかどうかもわからない資料や
読むかどうかもわからない本を3冊もその部屋から取っている自分がいました。
その時にふと思ったのです。
ん????
これは私事ですが、
ここ最近、毎日の猛暑で
事務所でも自宅でもセミナー会場など仕事場でも、
冷房の部屋にいることが多いことで
軽い冷房病のような症状に悩まされていて
あ、冷房病って知ってますか?
冷房した室内に長時間いることで、体が冷えたり
外気との温度差で、自律神経が乱れて体調を崩すもので、
症状としては、疲れやすかったり、体のダルさ、
頭痛、食欲不振などがあるようです。
私は、この食欲不振以外の症状に悩まされていて
最近、ダラダラ過ごすことが多くなっていたのですが
3時間仕事の資料や本が読めないという、
制限がかかったことで、
仕事しようとか、
本を読もうって思っていなかったのに
なんだか、《この時間できないんだ》って思ったら
「それは困るかもな~~~~」
なんて思って、思わず資料と本を手に取っていたんですね。
人は、「この時間はできないんだ」というふうに
制限をかけられると逆に行動の意欲が湧くという心理が働くのですね。
日常のとても些細な事かもしれませんが
実体験を持って、制限の効果を感じることが出来ました。
実際にセールスの場面でマーケティング手法としても使われていますね。
《限定何個まで》とか
《この商品を購入できるのは、本日の0:00までです。》
などのように制限をかけられたことで、
購入するか迷っていた商品をこの制限によって
背中を押されて購入してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?
これも制限の効果の一つですね。
心理的な視点から言うと
人はストレスがかかった時にそのストレスを解消しようとする
衝動にかられて、行動するように出来ているようです。
それが、結果行動を生むのですね。
最近、ダラダラして行動量が落ちているなっていう時や、
行動量をあげたい時などに、
例えば、、、
3時間しか仕事しない
自宅では仕事しない
のように、
時間や環境に対して、意図的に制限をかけてみるのも良いかもしれません。
そうすることで、
行動の基準を上を上げることができると思います。
人の心ってシンプルになればなるほど
上手く進み出す性質があります(^^♪
是非、「やってみようかな~」という感じで
試してみてください(^^♪
ほかの誰でもない、わたしを生きる。