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がむしゃらさが与えてくれる感動というギフト
From:葉山倖成
僕はこの《 がむしゃら》という言葉が
非常に好きです。
先日もこのがむしゃらさについて
ブログを書いたのですが
>>> https://shiraishikeiji.com/blog/5906/
一見、泥臭そうに見えますし
今の時代には合っていないという考えの方も
いらっしゃることでしょう。
ネットでなんでもできる時代にがむしゃらなんて…
そんな声も聞こえてきそうなのですが
僕はこの《 がむしゃらさ 》を
とても大切に重んじています。
なぜかというと《 人間らしさ 》が
このがむしゃらさには滲み出るから。
もっと綺麗な言葉でいうと
《 ひたむきさ 》とも言えるでしょう。
ただただ、その事柄に対して
実直に取り組む姿勢は心を動かします。
先日開催された平昌オリンピックでの
各選手の活躍に多くの方が心を奪われ
多くの感動をいただいたのではないかなと思います。
メダルを取ろうとそうではなかろうと
一生懸命に競技に取り組み
最高のパフォーマンスを求めて
自分を最大限に活かそうとする姿は
本当に心を奪われます。
そして、競技だけではなく
その大舞台に賭けた想いや
これまでの競技人生に対する想い。
ある選手が
「メダルが取れなかったのは残念でしたが
最後に相応しい滑りができました。」
と、清々しい顔でインタビューに答えていたのを
鮮明に覚えています。
またある選手は、亡くなった友人のためにも
メダルを取りたかった
表彰台の景色を見せたかった
と、悔し泣きをこらえながらインタビューに
答えていました。
その選手のことを詳しく知らなかったとしても
その言葉からは様々な思いが伝わってきます。
僕はこの言葉に宿るエネルギーこそ
《 自分の生き方の現れ 》なんだと感じるのです。
世の中には
《 うまくやろう 》
《 綺麗にやろう 》
《 失敗しないようにやろう 》
と考える方も多いと思いますし
実際にプロジェクトを受講される方の中にも
このような方はいらっしゃいます。
誰だって傷付くのは怖いですし
失敗することも怖いことです。
それは、自分のやることが
うまくいくことに越したこともありません。
なので、
うまくやろうとする気持ちも分かりますし
僕も同じように考えている時期もありました。
営業時代の時ですね。。。
上司にあれやこれや言われたくもなければ
うまくいかなければ自己否定してしまう。
あぁ~~~もういいや!!
と、お酒を飲むこともありました。
なので、怒られないように
失敗しないように
なんとかうまくできないものかと考えたりもしました。
しかし、どれだけうまくやろうとしても
そこには《 うまくやろう 》という思いしか宿りません。
果たしてそれで本当に人の心に届くのだろうか…
僕は自分が取り組んでいることへの想いが
そのまま相手に伝わると考えています。
これはビジネスだけではなく
人とのコミュニケーションにおいても
同じことが言えると思うのです。
自分の想い=相手に伝わる想い
だからこそ、がむしゃらにひたむきな想いで
競技へ取り組んでいる選手たちの想いが
テレビ画面を通した僕たちへも届くのだと。
つまり、がむしゃらにやるということは
そこに心を賭けるということ
その想いが相手へと伝わるのだということ。
それが結果として《 感動を生む 》のだと。
失敗を恐れるがために
うまくやろうとしていても
そこに心が伴わない限り感動が生まれることはないでしょう。
僕は、これだけ便利になった世の中だからこそ
がむしゃらさが大切になると思っています。
便利になればなるだけ
僕たちは大切な心というものを失っていくのかもしれない。
要領よく、うまく…
一見魅力的に見える言葉かもしれませんし
それができる時代だと感じるかもしれません。
ですが、がむしゃらさにはきっと勝てないでしょう。
例え失敗しようと、うまくいかなかろうと
がむしゃらに一生懸命生きている姿は
何よりも美しいと僕は感じています。
では、また。
人生に、こだわれ!
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