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理想が高いことと完璧主義は違う

理想は高く持ったほうがいい

だけど、理想を高く持ちすぎると
それがプレッシャーとなって
動けなくなってしまう。

そんな話を耳にした。

 
 

From:葉山倖成

 

 

あなたも同じような体験は
ないだろうか?

 
 

理想の人生を描きたい
理想の仕事をしたい
理想のパートナーシップを築きたい。

 
 

だけど、そんな理想なんて
叶うわけもないし
追いかければ追いかけるほど
現実とのギャップにうんざりする。
 

だからもう、理想を描くことは辞めて
着実に目の前のことに注力しよう…

 

 

僕からすると
あまりにも勿体なさすぎる。

なんで自ら可能性を閉ざすような
ことを好んで選択してしまうのか?
 

 

いや、本人の意識では
決して好んでいるわけではないだろう。

 

心とは裏腹に
そうなってしまうものなんだと思う。

 

 

なぜこんなことになってしまうのか?

 
 

僕の考えはこうだ
理想が高いことと完璧主義が
混同してしまっているだけ。

 
 

理想はあくまでも理想であることを
忘れてはならない。

 

理想というのは
いつまで経っても実現できるものではない。

 
 

なぜか?
一つの理想を叶えることができたら
また新たな理想が生まれるからだ。

 

逆にいうと
理想というのはそうじゃなければならない。

…と僕は個人的に思っている。
 

 

常に自分の先にあるもので
到達したら終わりではなく
また新しい理想を描き始める。

 
 

理想を実現しすぎて
お腹一杯になったときに
考えればいいだけの話だ。

 
 

理想と目標もまた違うものだ。

 
 

理想は追いかけるものであって
目標は目の前で達成していくものだ。

 

目標は達成していかなければ
全くもって意味がない。

 

言うだけの目標は
目標でもなんでもなく
単なるカッコつけの
自己陶酔ツールでしかない。

 
 

理想はその逆で
追いかけていく姿が
なんとも言えないカッコ良さを生む。

 

そう、理想は
追いかけるからいいんだ。

 
 

なのに、理想を描くと
現実とのギャップが苦しい
なんてことを言う人たちがいるというのは
寂しいものだなと思わないか?

 
 

いつの間にか
理想が“しなければならないこと”
になってやしないだろうか?

 
 

もしくは、理想が実現できて
はじめて人生が良くなるとか
変な完璧主義になってやしないだろうか?

 

 

もしそうだとしたら
理想が実現したところで
ホッとするだけだろうし
「やっとできた…」みたいな
嬉しくもなんともない感情を味わって終わる。

 
 

これじゃ自分で自分の首を
締めているのと一緒。

 
 

そら、理想なんか描きたく
なくなるはずだ。

 
 

叶うはずがないから
追いかける意味があるって
もんじゃないか?

 
 

叶うかどうかが分からないから
人生を注ぐのではないだろうか?

 
 

こんな話をすると
「私は現実主義なので」と
訳の分からん理屈を述べる人もいる。

 
 

だとしたら、人生がつまらん
みたいなことは言わないで欲しい。
 

 

ないものや欠けているところを探して
あーだこーだ不平不満を
口にするのは止めてほしい。
 

 

現実主義なのであれば
その現実をしっかり大事にしてくれ
と心から思う。
 

 

理想を追いかけている人間の方が
よっぽど現実主義だと僕は思う。

 
 

理想まで何をすればいいのか?
このままだとどうなるのか?
何を変える必要があるのか?
 

常日頃から考えている。
 

 

目の前の現実にしっかり向き合っている。
だから前に進むことができるんだ。
 

イキイキとしながら
自分を輝かせながら
毎日を生きている。

 
 

だからまずは理想を持とう。

 

誰に何を言われても構わない。
そんな奴は放っておけばいい。

 
 

その理想を追いかける生き方を
今この瞬間からはじめるんだ。

 

 

その時に道は拓いていく。

 

 

理想に溢れた人生を!

では、また。

 

 
 

人生に、こだわれ!
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葉山倖成

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